高村光太郎『風』朗読mp3

はるばると椿の多い三宅島から
油壺のような黒潮を超えて
いい心持に気随気儘な八つ当りさへさんざん為て
はねて、けつて、とんで
とんで、躍つて
都へ渡つた南風-
さればさ
茨の刺の青むと一緒に
通る女も、通る女も
みんな油くさくなつた


はるばると海を越えて南風が吹いてきて、その油っぽい こってりした感じが街行く女性に乗り移る…。生命力に溢れた詩です。

初夏の生命力をテーマにした詩は他に『新緑の毒素』があります。

有名な詩
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