高村光太郎『金秤』朗読mp3
アルミニウムの秤にいじらしさを感じているのです。こんな些細な日常のアイテムにまで詩情を読み取るとはスゴイです。
アルミニウムの金秤
上二匁の分神秤
風もないのにぢりぢりと
日がない一日ふるへては
休む瀬のない気のくばり
白くまぶしいモルヒネが
ひらりと乗れば金秤
胴ぶるひして身をたふす
夏のさ中にいじらしい
アルミニウムの金秤
アルミニウムの秤にいじらしさを感じているのです。こんな些細な日常のアイテムにまで詩情を読み取るとはスゴイです。