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無料解説音声「高村光太郎と智恵子」

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高村身光太郎『よろこびを告ぐ』朗読mp3
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  --TO B.LEACH--

私の敬愛するアングロサクソンの血族なる友よ
シエクスピアを生み、ブレエクを生み
ニユウトンを生み、ダアヰンを生み
タアナアを生み、ビアズレエを生み
そして又、オオガスタス・ジヨンを生んだ血族から生まれた友よ
飽くまで正しい心と敬虔な魂とを有するわが友よ
今こそ喜びの時は来た
太陽のかがやく大道のまつただ中に奇蹟は起つた
失はれた道は与へられ
夢は砕け去り
まよはしは尾を巻いて遠く逃げ
おぼろにけむる美しさは
隅隅までも照し渡る光の中に全身をあらはし
すべての能(ちから)はただ一条(ひとすぢ)の中にあざなはれる時が来た
ああ、わが友よ
私の為に強くこの手を握りたまへ
喜を以てわが為に握りたまへ
無惨なる廃頽者の血は遂にかの全能の光の為に浄(きよ)められた
闇と濁とに蝕(むしく)はれた私の肉体は遂に醜い殻を脱いだ
ああ、わが異邦の友よ
君に此を語り得る私のよろこびを思ひ給へ
私のまことを知り、私のまことを信じ、私のまことを心から惜んでくれた友よ

私の敬愛するアングロサクソンの血族なる友よ
広重の水の流れる国
春信の女のわらひささめく国
この国に四年を過した君は
もはや広重の女、春信の女を恋ひ慕ふことを為まい
君は遠くこの国にあこがれ来て、この国のまことの相(すがた)を見た
わが友よ、わが友よ
しかし、この国の魂を君のこころに容易(たやす)く定めたまふな
そして私の敬愛するアングロサクソンの民族に告げたまへ
世界の果てなる彼処(かしこ)に今まことの人の声を聞けりと
又、世界の果てなる彼処に今いさましく新しき力湧けりと
ああ、わが異邦の友よ
この力は今小さいが、生(いのち)ある者は伸びずには居ない
この根は張れるだけ深く、遠く、細かく、広く張るだらう
すべての生(いのち)から生の肥料を求めるだらう
そして、極めてのろく、極めてたしかに、芽を吹き、芽をふき伸びるだらう
今まで見た事のない生が姿を現すだらう
待ち、且つ見よ
ああ、此を君に語り得る私のよろこびを思ひたまへ
飽くまで正しい心と敬虔な魂とを有するわが友よ
私の苦しみはこれから本当にしん身の苦しみになるに違ひない
私の悩みは私に死力を出させないでは置かないに違ひない
私の悲しみは私をしばしば濡れしぼませるに違ひない
しかし、私の喜は私の生を意識する時たちまち強大な力となつてあらはれるに違ひない

ああ、友よ、わが敬愛する異邦の友よ
私のために祈りたまへ
彼処なる生に祝福あれ、伸びよ、育てよ、と


バーナード・リーチ(1887-1979)。イギリスの陶芸家、画家。高村光太郎が イギリス留学中知り合う。

「ロンドン滞在中、私にとって深い意味を持ったのは、バーナード・リーチと 知り合いになったことである。彼とはブラングインの画学校で初めて会った。 彼の素描は他の生徒のとかなり違った特色のあるものだったので、 私も前から注目していたが、ある日彼から話をしかけられて、それから急速に友交が深まり、 ターヴィーという友人と一緒に住んでいた彼の家にも訪問し、また彼も私の下宿に遊びに来て、 さかんに美術、思想に関する話を交した」(「父との関係」)

高村光太郎が亡くなった時、バーナード・リーチは武者小路実篤を通じて 追悼文を寄せます。

「ぼくの高村との知遇は、1908年にさかのぼる。ほとんど半世紀前である。 われわれは、ロンドンの美術学校でいっしょだったのだ。ぼくたちはそこで J・M・スワンとブラングウインの指導下で一年ほど勉強した。 われわれの学生生活の第一日の朝、大きな、がらんとしたスタジオに ぼくは高村の長い、詩人の顔を見た。そして彼にひかれて、傍へよって すぐ話しかけた。ぼくは彼のおだやかな、感じやすい様子と声にたまらなくひきつけられた(一部)」

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