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無料解説音声「高村光太郎と智恵子」

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高村光太郎『山麓の二人』の朗読を聴く

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二つに裂けて傾く磐梯山の裏山は
険しく八月の頭上の空に目をみはり
裾野とほく靡いて波うち
芒ぼうぼうと人をうづめる
半ば狂へる妻は草を藉いて坐し
わたくしの手に重くもたれて
泣きやまぬ童女のやうに慟哭する
――わたしもうぢき駄目になる
意識を襲ふ宿命の鬼にさらはれて
のがれる途無き魂との別離
その不可抗の予感
――わたしもうぢき駄目になる
涙にぬれた手に山風が冷たく触れる
わたくしは黙つて妻の姿に見入る
意識の境から最後にふり返つて
わたくしに縋る
この妻をとりもどすすべが今は世に無い
わたくしの心はこの時二つに裂けて脱落し
闃として二人をつつむこの天地と一つになつた。


昭和八年八月、高村光太郎・智恵子夫婦は静養のため裏磐梯を旅行します。その二年前にすでに智恵子は精神に異常をきたしていました。

樹下の二人」「あどけない話」などの明るく爽やかな雰囲気と比較すると、 そのギャップからなおさら悲劇が強調されます。

磐梯山は今は火山活動を停止していますが、大昔から何度も噴火し、周辺の地形を変化させてきました。 。

一番最近の噴火は1888年で、小磐梯が山体崩壊を起こし、長瀬川とその支流がせき止められ、桧原湖、小野川湖、秋元湖、五色沼などが形成されました。

光太郎が「二つに裂けて傾く磐梯山の裏山」と歌っているのは、心理的な意味だけでなく、裏磐梯から見ると実際そんな感じなのです。

磐梯山には手長・足長という怪物の伝説があります。巨大な夫婦の怪物が付近の町を荒らしていたところ、通りかかった弘法大師に退治されたというとです。

この伝説も古くからの火山活動による被害をあらわしているのかもしれません。

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